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30メートルの冒険

バイクに挑戦して挫折したことは、以前、ブログにも
書いたけれど、自転車にも、トラウマがある。

小学校低学年の頃、補助輪のついていない自転車を
買ってもらった。
公園で練習して、そこそこ乗れるようになると、
今度は、本物の道路で試してみたくてたまらない。

そうだ。家の近くにある駄菓子屋まで、自転車に
乗って行ってみよう。
小さい商店街の細い道、家から30メートル程の
距離だが、私にとっては、ちょっとした冒険だった。

駄菓子屋の手前に、車が止まっている。
あの車にぶつかってはいけない。
そう思うと、ハンドルを握る手に力が入る。

ゆっくり自転車をこぎ始め、ユラユラしながら、
少しずつ前に進む。
あの車にぶつかってはいけない。
そう思うと、なぜか、自転車は、車に向かっていく。

自転車は、ゆっくり、ユラユラ、キコキコ、車
めがけて進んでゆき、そして、コツン…とぶつかった。

車のそばにいたおじさんは、不思議そうな顔をして、
私に言った。

「なにしよるの…?」

自転車に乗った子どもが、ゆっくりゆっくりと、
自分の方に向かってくるのだ。
すぐにでも止まれるくらいのスピードで、ゆっくり
ゆっくりと近づいてきて、そして、コツンと
ぶつかったのだ。

半泣きの私は言った。
「ぶつかったらいけんと思ったら、ぶつかった…」

おじさんは優しかった。
「大したことないから、気にせんでいいよ」
半泣きの私は、ヨタヨタと向きを変え、そのまま
自転車を押して、家に帰った。

30メートルの冒険が終わった。

大人になった今も、自転車は、苦手だ。

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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

コメント

こんにちは

あはは・・・

大冒険でしたね

懐かしい出来事でした。

私にもそんな時代があったんだと・・・

思いました 

感謝の拍手

えへへさん。

いつも、ありがとうございます。

自転車に、初めて1人で乗れたときって、
子どもなりに感動ですよ。

といっても、私は未だにハンドル操作に
難あり…ですが…(^-^;


絵、ちょっと自信なかったし、この頃音楽に夢中で辞めようかと思ったけど。がんばる元気が出ました。ありがとう

面白いー大爆笑したー
裕子も約2年前にチャリ乗ったら何もないのにおもいっきり転落したーー

ユウコは、お母さんと笑いのツボが一緒やからね。

おじさんの「なにしよるの…?」を思い出すと、お母さんは、
自分でも…爆笑!!

こんばんは♪

私は補助輪をなかなか外せなかった記憶が

自転車ずっと、乗ってないですw

pekoさん、こんにちは。

私も、20年くらい、自転車に乗ってないです。。。

自転車苦手仲間…ですね…(^^;
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プロフィール

バウワウ(因幡智子)

Author:バウワウ(因幡智子)
ある時は会社員、ある時はバンドのヴォーカル、ある時はボランティアのスタッフ、そしてある時はキャリア・イノベーション協会のアンバサダー☆
ポリシーは「人生を諦めない」(^.^)

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