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恋におちて

あれは、幼稚園の頃だったろうか。

自宅の2階の窓に、外向きに腰掛けて、手をどれくらい離していら
れるか、という遊びをしていた。

イチッ…と数える間もなく、瞬間、手を離して窓枠につかまる。
イーチッ…と急いで数える間、手を離し、急いで窓枠につかまる。

結構、イケるじゃないか。。。

そう思って、次は、「い~ち~」と余裕を持って数えて、窓枠につかま
ろう…と思ったら、そこに窓枠はなかった。

次の瞬間、私は2階の窓から、我が家と、我が家の隣の家の間にあ
るブロック塀を超えて、隣の家の庭に落ちていった。

一緒にいた友達は、驚いて叫ぶ。「mokoちゃんが落ちた~!!」

隣の家のおばちゃんは、庭から聞こえてきた「ドスン!!」という大きな音
に驚いて飛び出してくる。

母は、ドスン!!という大きな音と、友達の「落ちた~」という叫びと、
隣のおばちゃんの「mokoちゃんが、落ちとる~」という声に驚いて、
隣の家に駆けつける。

そして母は、私を背負い、一目散に、近くの病院に駆け込んだ。

「2階の窓から、隣の家の庭に落ちたんです!!」

少し年のいった先生は、その報告に驚いて、慌てて私を検査する。
ここが痛いか、ここは痛くないか、ここはどうだ、こっちはどうだ。

「どこも痛くない」…私は、どこも、痛くなかった。

それを聞いた先生は
「ちょっとぉ、2階から落ちたとか、脅かすんやないよ」
と母をたしなめる。
母は、「いいえ、本当に落ちたんです!!」と食い下がる。

そして、あちこち検査した結果、薬ひとつもらうことなく、私と母
は病院を後にした。

母は、私を叱った。「なぜ、2階から落ちるようなことをするの!!」

まるで、故意に落ちたかのように言うが、私は故意に落ちたのではない。
落ちるつもりなど、毛頭なかったが、落ちてしまったのだ。

落ちるつもりもないのに、落ちてしまった。
まるで、恋と同じだ。

だから、タイトルは「恋におちて」。

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テーマ : ひとりごとのようなもの
ジャンル : 日記

コメント

わたしも!

小四の時、家の2階にいて祖母が下から2階へソックスを投げたらちょっと足らず私が少し前に手を伸ばしたら~そのまま階段下まで飛行機の格好?両手を横に伸ばし落ち下で祖母が受け止めてくれたから手首の擦り傷だけで済み、びっくりするやらおかしいやらでみんなで泣き笑いしたのを思い出したよ(^O^)

あら

階段でダイビング…エルちゃん、やるねぇ
おばあちゃんも、よく受け止めてくれたね。
必死やったんやろうね。
私たち、多分、長生きするよ。
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プロフィール

バウワウ(因幡智子)

Author:バウワウ(因幡智子)
ある時は会社員、ある時はバンドのヴォーカル、ある時はボランティアのスタッフ、そしてある時はキャリア・イノベーション協会のアンバサダー☆
ポリシーは「人生を諦めない」(^.^)

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